キャンプ未経験者がはじめてのキャンプをなしとげるまで・ホリデー家族の場合(2)

ホリデー家族のキャンプライフはこうしてはじまった。(寝床づくりの巻)

前回のあらすじ。キャンプ知識ほぼゼロから、なんとか買うべきテントを見つけたホリデー家族。しかしテントだけでキャンプできるわけじゃなし!まだまだキャンプ場は遠いぞホリデー!負けるなホリデー!

前回記事はこちら。

キャンプ未経験者がはじめてのキャンプをなしとげるまで・ホリデー家族の場合(1)

2017.08.16

キャンプ場は予約が必要だ、ということを知る。

キャンプに興味を持ち始めて気づいたこと、それは、周りにキャンプ経験者が思ったよりも多いってことだ。そういや気にも留めてなかったが、同期のkもoもiもyもみんなキャンプしてるし、先輩後輩にもキャンパーが多い。調べてみると、キャンプ場の環境改善やギアの進化等が後押ししてか、日本のキャンプ人口はここ5年で100万人くらい増えているらしい。僕らが知らなかっただけでキャンプはこんなに盛り上がっていたのか。

そういや高校の同級生ゆみさんもfacebookに立派なテントを建ててる写真を投稿していたな。ちょうどよい、話を聞いてみよう。

漫画

キャンプ場って、好きなときに行って好きなだけ泊まれるのかと思ってた。いや、ちょっと考えたらそりゃんなわけないんだけど、そんなことにすら想いが寄らないアホな素人、ホリデーです。しかし、予約日即日埋まるって、こんなところでもキャンプ人口の増加がみてとれますなあ。そんなこんなで後輩とのキャンプの前にゆみさん家族との合同キャンプが決定!経験者サポートがある安心感って大きい。

キャンプの気温のイメージが全然なかった。

GWの夜のキャンプ場は冬だと思ってね。

そうなのだ。これも未経験者には想像できなかったこと。しかも平地のキャンプ場ならいざ知らず今度行くキャンプ場はかなり標高が高いらしい。4月に入り日中はかなり暖かくなってきたし家ではそろそろ寝室にブランケットでも出すかな、くらいの良い気候になってきた。GWにでもなれば簡易的なシュラフでも夜は越せるんじゃね?なんてイメージだったが、どうやらこの認識はまったく甘かった。春は寒暖の差が大きいため、昼間の気温のイメージを夜に当て込むと大変なことになるらしい。寒さに弱いデーはすっかりびびらされてしまった。

テントという「家」はあれど

すっかりびびらされたが、買い物の続き。テントは何を買うかが決まったが、キャンプはテントだけでできるわけじゃなし。外で寝泊まりするんだから当然、衣・食・住の全てを自ら賄う必要がある。キャンプとはアウトドア空間において「生活」を作り直す事、と言える。(そこまで重く考える必要ないけどw)

キャンプ衣食住曼荼羅
こうしてみると、生活するってモノイリなんだなー、と思い知らされる。そういえば職場の先輩が言ってたな。「キャンプってやり始めた頃はどんどんモノが増えていくけど、慣れて来ると今度はどんどんモノが少なくなっていくのよ。」って。なるほど、そうやってキャンパーは洗練されていくんだな。しかしホリデー家族は洗練どころかまだキャンプ場すら行ったことがないし、快適さを求める軟弱家族なのだ!持っていけるものはなんでも持っていきたい!とはいえ、全てをいっぺんに揃えるのは時間的にもお財布的にも無理があるので、とりあえず初めてキャンプでこれだけは持っておけ、ってものを揃えよう。

まずは寝床の充実!

温泉旅館好きで、上げ膳据え膳、布団をひいてもらってぬくぬく寝るのが大好きなホリデー家族にはテント泊は未知の領域。そんな軟弱家族的にはキャンプにおいても快適な寝床環境を確保したい。どんなに日中が楽しくったって、寝る時間がしんどかったら「もうキャンプ行きたくない」ってなっちゃう。それだけは避けたい。

シュラフの選び方がわからない

テントに次ぐキャンプの重要ギアといえばシュラフ(寝袋)だろう。しかし未経験者にとってシュラフ選びははっきり言ってテント選びよりも難しい。夜のキャンプ場はどんな気候でどのシュラフだと寒さが凌げるのか、経験値ゼロ、感覚ゼロなので選びようがないのだ。さらに、シュラフの性能は中身で決まる。スマホに穴が開くほど商品写真を見たところでその性能を推し量ることはできない。もちろんネットで情報を漁ってはいたので、どんな種類のシュラフがあるのかは理解している。大きく分けるとその形状には封筒型とマミー型の2つがあって、中綿の素材も化繊と羽毛とに分けられる。
シュラフの分類表
実のところ、予算はもうカツカツだったのでシュラフにあまり高いお金をかけるつもりはなく値段的にもお手頃な化繊の封筒型を狙っていた。3シーズン対応でネットのレビューでもそんなに悪い評価はついてなかったし(そういえば、冬を除いた「3シーズン」という概念があることもこの時初めて知りました。やはり冬だけは別物の気候なのね)。しかし、何度も言うがデーは長野県出身のくせに寒さにめっぽう弱いので、それなりの性能は担保しないと後が怖い。レビューを読み漁ったところで結局のところどれが良いのかわからなくなったので、ここは実物を見るべし!と近くのアウトドアショップにやってきた。ショップの奥の方に進むと色とりどりのいろんなシュラフが吊り下げられているのを発見。どれもとってもあったかそう!だけど、外から見ただけではその違いはやっぱりさっぱりわからない。物色を続けていると、、
漫画

まさか店の地べたにシュラフ広げて寝させられるとは思ってなかったが、「羽毛のマミー型」の寝心地はふかふかほわほわで、柔らかく包み込まれるような暖かさを体感!しかもぎゅぎゅっとぐるぐる収納するとすごくコンパクトになる素晴らしい逸品である。ふと横を見ると「GWの夜は寒い」情報にすっかりびびったデーの目の色が変わっている。「化繊の封筒型」を狙っていたのに、今この場の雰囲気は完全に「羽毛のマミー型」になっている。その中でもいくつかスペックの違うものがあって、ざっくり言うと、

A: 夏用
B: 3シーズン用
C: 3シーズンこなして冬も使えちゃうかも用
D: 冬でもどんとこいや用

と気候に合わせたラインナップが。

ホリ
まあ、(A)はさすがにちょっとこころもとないから(B)にしたらいいんじゃないかな?3シーズンいけるんだから安心だよね。さすがに冬キャンプまではしないだろうし。汗
デー
(D)にする!
ホリ
え!?(C)とびこして!?
デー
(D)にする!(D)がいい!

まぢか、まぢなのか。。。まあ、女性は男性よりも体感温度が低く感じるようで、女性用に足元をより暖かくしている商品も見かけたし、そういえば男女で耐寒表記を分けているメーカーもあった。結局、デーの強い意志に押され、「ナンガ」という国内メーカーの「冬でもどんとこいや」高性能シュラフを購入!

NANGAのシュラフ

見てよ!このいかついロゴ!ナンガもリサーチしてるなかで初めて知ったんだけど、登山者御用達のガチシュラフメーカーっすよ。いいんすか、僕らなんかが使って。。当初狙っていたシュラフの4倍の値段、、これで山で震えることはないだろうが、お財布を開ける手は震えたよ。。もう年間10回はキャンプしないとモトとれねーわい。この一件でデーの寒さ嫌いを再確認するとともに、キャンプに対する強い意気込みを知る。

「寝心地」は体力回復に関わる。マットの大事さよ。

大枚はたいて購入した高性能シュラフのおかげで寒さはしのげそうだが、シュラフは言ってみたら「掛け布団」、快適な睡眠を確保するには良い「敷き布団」がまだ足りない。高校山岳部時代シュラフの下に銀マットをしいただけの寝床では翌日体が痛かったことをふと思い出した。あの頃は若いからそれでよかったけど、僕もデーももう良い歳だ。しっかりとした睡眠がとれなければ翌日の体力回復もおぼつかないので、寝心地は良い方がいいにきまってる。家のベッドのマットレス選びにもあちこち回って実際に寝比べちゃうほどのホリデー家なので、寝心地へのこだわりはゆずれない。(ホリデー家のこだわりは置いておいて、これまで何度かのキャンプ経験上、寝袋とマットはセットで考えるべきだと思います)。調べるとマットにもいくつかの種類があることがわかった。

■ウレタンマット
(素材の柔らかさだけでクッション性を得る)
■エアマット/エアベッド
(空気で膨らませてクッション性を得る)
■インフレーターマット
(ウレタンマットとエアマットの合いの子)

まず候補の中からウレタンマットは除外。オートキャンプなのでそこまでストイックになる必要はない。エアマットも検討したがかさばりそうなのと耐久性に難ありそうなので外す。マットではなく「コット」と呼ばれる簡易ベッドを使う手もあるが、そこまで候補を広げるとほんとに何買ったらいいのかわからなくなりそうなので、、ウレタンマットとエアーマットのいいとこどりをしてる、という「インフレーターマット」で検討することにした。その中でも、いくつかのメーカーの価格と性能を比較したところ、一番安いんじゃないか、と思われる商品のネット評判がすこぶる良い。シュラフ奮発しちゃったので、もうこれでいいや、とポチってみたら、これが大正解だった。それがこちら「ハイランダー インフレーターマット」。

ハイランダー インフレータマット
くしゅくしゅと丸まった状態で袋に入っているのを取り出して、栓を開けてその辺にポーンと投げると、ぷしゅーー、、むくむくむく。。。すごい!なにこれ、勝手に膨らむ!5ミリ厚くらいまで膨らんでほわほわした寝心地、しかも表面がスウェード生地っぽい感触で直接寝ても肌触り良し。こんなギアがあるなんて全然知らんかった。世の中日々進化してるんだなあ。実際に使ってみて、これほんとーに買って良かった、って思います。寝心地はキャンプの後味を絶対良いものにしますよ!寝ることへの装備にはこだわった方が良いです!

防寒のさらなる装備

外の冷たい空気はテントやシュラフで防ぐとして、地面から伝わる冷気もバカにならないらしく、その冷気をシャットアウトするために銀マットを購入。さらに安物のホットカーペットも持って行くことにした。ということで、さんざんゆみさんにびびらされた結果、ホリデー家の寝床環境は以下のような充実装備となったのである。見よ、このミルフィーユを!

シュラフ、インフレータブルマット、ホットカーペット 、銀マット、インナーマット、インナーテント、グランドシート

やりすぎか、、

やりすぎなのか。。

大佐の言葉を思い出す。
「見てみろ、この慌て振りを、、怖いのだ、怖くてたまらずに覆い隠したのだ、、」

さあ、これで「家」のなかの「寝床」が完成した。当初1記事で準備編を終えるつもりが、2記事書いてもまだ終わらない。。ホリデー家族のキャンプ準備はまだまだ続く。

次回に続く。

キャンプ未経験者がはじめてのキャンプをなしとげるまで・ホリデー家族の場合(3)

2017.09.08

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です