キャンプ未経験者がはじめてのキャンプをなしとげるまで・ホリデー家族の場合(6)

ホリデー家族のキャンプライフはこうしてはじまった。(たき火&撤収の巻)

長らくのキャンプ準備をやっと終え、めでたくキャンプ場の土を踏んだホリデーファミリー。悠々とした贅沢な時間を過ごし最高の気分のまま初キャンプを終える、そう信じて疑わないホリデーキャンプの結末やいかに。

前回記事はこちら

キャンプ未経験者がはじめてのキャンプをなしとげるまで・ホリデー家族の場合(5)

2017.10.12

たき火がこんなに楽しいなんて。

正直なところ、わたくしホリデー、正直焚き火には大して期待もしてませんでした。

僕の中のたき火ってステレオタイプな「キャンプファイヤー」のイメージが強くって、いや、キャンプファイヤーには罪はないんだけど、アニメとかで見るような、大きな火をみんなで囲んできゃっきゃうふふしてる感じ?(どんなアニメだ?)そういう世界とは無縁な人生だったので、なんだか気恥ずかしい感があるですよ。

キャンプって結局たき火にしに行くんですよね。

そういえば、第2話に出てきたアウトドアショップの親父も訳知り顔でこう言ってた。

キャンプって結局たき火をしにいくんですよね。

結局、ってなんや!妙にひっかかる言い方するやん。「どうせあんたらも焚き火しにいくんでしょ?なんだかんだで焚き火好きなんでしょ?私にはぜ〜んぶお見通しですよ。」みたいな、ちょっと小馬鹿にされた感じ?

たき火ってそんなにいいもんなの??

ということで、同行するゆみさん家族のたき火台に薪をくべてたき火タイム突入!(この時ホリデー家は焚き火台所有せず。焚き火への期待の薄さが現れている。)最近では地面に直接薪を置いて焚き火をすることを禁じているキャンプ場がほとんどで、この「焚き火台」とよばれる道具の上で地面にダメージを与えないようにたき火をする必要がある。

さっきまでBBQで燃やしてた炭の上に薪をくべると、ほどなくして火は燃えうつる。

焚き火

これは、、、よい、、

これは、、、よいよ、、、

星空の下、包まれるような暖かさに触れると、

思考が頭からすっきりぬけていくような、

呼吸が自然と深くなっていくような、

そんなえもいわれぬ感覚。

おやじよ、あなたはただしかった。

結論:キャンプって「結局」たき火をしにいくんだわ。

たき火の何が良いのか考えてみた。

・暖がとれる

GWとはいえ夜はかなりの冷え込み。とにかく体を温めてくれるたき火は何よりもありがたすぎる存在。たき火にあたりながら淹れたてのコーヒーやお茶を飲んだら体の芯から温まって、気持ちもほっこりとゆるんでくる。その暖かさに心から癒される。

・燃え盛る炎を眺めているだけでも癒される。

常に形を変え続ける炎を眺め続けるだけで不思議と飽きない。飽きないどころか何かの中毒のように惹きつけられる映像のよう。そういえば、YouTubeのたき火映像って結構再生回数すごい。海外のケーブルテレビでは延々とたき火映像流してるチャンネルがあるって聞いたことあるけど、その理由がすごくよくわかる。

・調理にも使える。

キャンプで気恥ずかしいアクション3本の指に入る「マシュマロを焼く!」もやってみた。ああ、、僕が「マシュマロを焼く」をやる日がくるなんて。でも、これうまいやん、、たのしいやん、、そう、焚き火はマシュマロだけではなく、肉を焼いたり、鍋を煮たり、湯を沸かしたり、と調理の熱源として立派に活用することができるのだ。

・濡れたモノを乾かせる

不意の雨で濡れちゃった靴や、夜露で湿ったファブリックなどをたき火の熱で乾かすことができる。また、たき火のそばに湿った薪を並べておき乾燥させておけば燃えやすくなり爆ぜることも少なくなる。

と、こんな感じで良いことづくめのたき火。しかしただ単に便利なだけではなく、一緒に囲んだらぐっと親密になれそうな魔力がたき火にはある。炎にはきっと人間の奥底をくすぐる何かがあるんだろうな。この辺はとても言葉にしにくいんだけど、たき火にあたってみると心底わかってもらえると思う。

ということでたき火はキャンプの絶必アクティビティに認定です。たき火台は次絶対買おう。と心に決めたホリデーでした。

たき火の注意点

そんな素晴らしいたき火にも気をつけなきゃいけないことがある。当たり前の事だけど、たき火とはすなわち火を燃やす事であり、燃やしてはいけないものを燃やしちゃうってことにもつながる。ナイロン製のテントやタープ、化繊の衣類等、火の粉が飛んで穴が開くことがあるので十分注意。その点コットン素材は少し焦げたりするもののすぐに穴があく、ということはないから安心。

また火の始末にも気をつけたい。最悪枯れ草に燃え移って山火事が起こる、なんて可能性もゼロではない。アウトドア経験がないと使用済みの炭って自然に還るイメージがあるが、実は土に還らずにそのまま炭として残ってしまう。そもそも地面にほったらかしにすると延焼する恐れもある(たき火台使うのが条件のキャンプ場がほとんどですが)。キャンプ場には大体使用済みの炭入れがあるので、そこで適切に廃棄しよう。

片付けにもテクニック

キャンプ場は旅館ではない。上げ膳据え膳の正反対、当然食後の片付けも自分たちで全部やらないといけない。家だと食洗機にぶっこんでスイッチポン、だけど炊事場でお湯が出るようキャンプ場ははっきり言って希。家から持ってきた洗剤とスポンジを持って食器をごしごしじゃぶじゃぶ洗ってたら、隣に立ってるベテランキャンパーさんと思わしき人は少ない水と洗剤でとってもスマートに洗っている。

ポイントは、やかんや鍋でお湯を沸かしてもっていくこと。

お湯を有効に使いながら、食器にかけながら洗うと水で洗うだけよりも断然汚れが落ちやすい。キャンプの知恵って感じだ〜。なるほどねえ。キャンプ場によっては稀に洗剤使用不可、ってところもあるみたいなので、注意です。

就寝。防寒対策効きまくり。

後片付けもあらかたすませて、この日は就寝。外気はぐっと冷え込むものの、はっきり言って超快適に寝ることができた。第2話でも書いたけど、寝ることに関しては過剰とも思えるくらいの装備で臨んだのでむしろ暑いくらい。ホットカーペットはもしかしたらいらなかったのかもしれない。
シュラフ、インフレータブルマット、ホットカーペット 、銀マット、インナーマット、インナーテント、グランドシート
とにかく万全の対策のおかげで寒さに震えることは一切なく、心地よく朝を迎えることができた。

はじまりはいつも雨

それは夜中の出来事。

雨が降る
雨の音でふと目がさめる。

とうとう恐れていたことが。記念すべき初キャンプなのに、雨に降られる。初張りのテントがもうびっちょびちょ。設営の仕方が悪かったのか、微妙に地面が斜めってたのか、テント内に雨が流れ込んでくるし、ほろ苦いキャンプデビュー。

雨女はゆみさんでした

今までのキャンプで半分以上雨が降ってるって、、確率的にありえる??

そういえば去年の冬、大雪に埋もれて車が立ち往生して現地で一晩過ごした写真、ネットにアップしてたよね。。

そうか、、あなたでしたか。。

まあ、雨が降っても風が吹いてもそれをしのいでくれるのがテント。ポールと布切れの組み合わせで、僕らをしっかり守ってくれるテントってほんとにありがたい存在だ、ってことを悪天候に教えられた。

朝ごはんに豚汁をつくって少しでも体を温める。しとしと降り続ける雨。これは当分やみそうにない。

雨の撤収は地獄、、

チェックアウトの時間まで残り2時間。雨があがるのはもう諦めて撤収を始めることにする。雨具持って来といてほんと良かった。山の天気は変わりやすく、いつ天候が崩れるかわからない。雨具は絶対に持っておく方が良いと痛感。

朝ごはんで使った食器を洗い、テーブルや椅子、いろんな道具類をがしがし車に積み込む。べちょべちょのテントも解体、インナーテントやマット類を畳み、ペグを抜いて、ポールも抜いて、フライシートはぺちゃんこに。
テントは四角い形に畳んじゃうと良い。
テントの畳み方
ずぶ濡れのテントはそのまま車に載せちゃうと荷室が水浸しになるので、ビニール袋等につっこむと良いらしいけど、この日はテントが入るだけの大きなビニール袋を所持しておらず、無印の頑丈ボックスにぶっこんでルーフキャリアの上にあげちゃいました。雨天時のテント撤収方法はあらかじめ考えておいた方が良いで

それと、雨の日に限らずだけど、鋳造ペグは湿らせたままにしておくと錆びちゃうので、その場でしっかり拭いておくのが吉。

体を温めてゆっくり帰ろう

結局、撤収中に雨はやまず、体は冷え切って体力も奪われる。慣れない雨撤収に手間取り、結構な時間がかかったけど、なんとか撤収は完了。ホリもデーも、もう疲労困憊。。キャンプ場を出てしばらく車で走ったところにある温泉施設により、冷えきった体を温める。

少し休んで体力も回復、眠気を振り払って家路につく。運転しながら、初めてのキャンプの出来事をいろいろ思い出す。後部座席では家族が寝こけている。休み休み走ってやっとこさ家に到着。このままベッドにダイブしたいところだけど、まだまだ!荷物の積み下ろしまでが、キャンプです。テントを下ろして、クーラーボックスを下ろし、食器や道具、マットにシュラフ、あれやこれや収納して、、

とうとうホリデー家族は初キャンプを達成したよ!感涙。。

長い準備を経て、キャンプ場に出かけ、テントを建てて、ご飯を食べて、たき火を楽しみ、シュラフにくるまり、雨撤収までこなして、ほんとやりきった感半端ない。

濡れたテントは乾かそう

びちょびちょになったテントはほっとくと大変なことに。特にコットン素材のテントはあっというまにカビてしまうらしく、次使う時に嫌な匂いがテント内に充満するし見た目も汚らしくなってしまう。ナイロン素材も水分が原因で加水分解しちゃう恐れがあり、テントも長持ちしない。とにかくテントは濡れたままにしない、濡れたら乾かすのが鉄則。雨風から自分たちを守ってくれる大事なテント、メンテナンスは怠らないように。

まだまだ昨日の疲れが抜け切らないけど、朝起きたら昨日の雨が嘘のように晴れわたる空。これはテント乾燥のチャンス!ということで家の近くの空き地にテントを張って、しっかりと乾燥。せっかくテント建てたんだもの、そのままデイキャンプするしかないよね。

テント乾かすついでのデイキャンプ!

ぱりぱりに乾いたテントを畳んで持ち帰って、ここでほんとに「初めてキャンプ」は大団円!いやあ、、家族よ、みんなおつかれさま!

初めてのキャンプはほんとにほんとに楽しかった!

えらく苦労した初めてのキャンプ。最初は流行りのグランピングから初めてもいいんじゃない?とも言われたんだけど、グランピングから始めると、ホリデー的には一回行ったらまあもういいか、ってなりそうな気がしたんです。用意されたものを楽しむのって、いつもの温泉旅館を楽しむのと変わらないんじゃないか、って。なのでうちでは敢えて「なんでも自分でやる、苦労する」楽しみ、を満喫してみた。

でも、きっとキャンプの入り口はどこからでも良くって、気軽にデイキャンプから始めてみても良いし、グランピングで気づくアウトドアの楽しさもあると思う。自分達が始めやすいところから入ってみることを強くオススメします。本格的に装備を揃えるのは、そこからでも全然遅くない。道具はちょっとずつ揃えていくと良いと思います。

さて、僕らホリデー家の「初めてキャンプ」のお話はここで終わり。

最後まで読んでくれてありがとう!少しでもこれからキャンプを始めようと思ってる方の参考になれば、と思い、最初のキャンプに行くまでを描いてみましたが、いかがでしたでしょうか?

いろいろと苦労もあるけど、そんな苦労も含めて全部楽しいのがキャンプ!この「初めてキャンプ」の後、この記事を書いた2017年11月時点で(キャンプデビューから半年)ホリデー家族は通算14回ものキャンプに出かけています!自分たちでもびっくりしてるけど、キャンプにはそれだけどっぷりハマれる楽しさがあるんです。とにかくキャンプに出かけてみてください。ほんとにほんとにほんっっっとに楽しいから!

ハジメテキャンプクリア!

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